コラム

障害年金に関わる話題を提供します。

障害年金と老齢年金との関係は

障害基礎年金を受給中の国民年金第一号被保険者は、国民年金の保険料が免除される「法廷免除」となります。

 

この場合、保険料免除制度を利用するのが一般的ですが、障害の状態が「症状固定」でない場合、将来その傷病が完治して障害年金が失権した場合は、老齢基礎年金の額が低くなってしまいます。

 

法廷免除期間が過去に遡る場合は、既に納付された分は還付されますが、将来の傷病完治を予測し、老齢基礎年金の増額のために納付扱いとする見直し(※)が行われました。

(※)平成26年4月1日以降の期間について、本人が希望する場合は保険料納付済期間として扱われます。また、改正以降の法廷免除期間も保険料の納付、前納が可能になっています。

 

症状固定でない場合は、将来にわたって障害基礎年金を受給できるか予測不能ですが、現在の年齢を考慮し、今後の保険料納付期間、保険料額やそれに基づく年金。額等を試算し判断するのもよいと思います。

試算については、年金事務所等で相談してください。

障害年金受給者の更新時期の注意点とは

障害年金受給開始後は、障害の状態に一定の固定が認められ審査不要とされる「永久認定」と、定期的に診断書等を提出してその都度障害の状態を審査する「有期認定」があります。

 

Q、注意点は

年金証書が届いたら「次回診断書提出年月」を確認します。

更新時期は1年から5年までの範囲で決定され、同じ障害等級でも傷病が軽度ですと次回更新までは短く、重度だと長くなります。

 

1年更新の時期は、誕生月が裁定月よりも1年以内にある場合、その翌年になります。

例えば、1年更新の方で誕生日が4月、裁定月が3月の場合は翌年の4月が更新月となります。

また、1年更新の方で、3月が誕生月で4月以降に裁定月がある場合は、翌々年の3月が更新月となります。

 

Q,更新の手続きは

更新時の診断書「障害状態確認届」を提出します。

等級に変更なければ「次回診断書提出年月のお知らせ」が4~5か月後に届きます。障害等級に改訂があれば「支給額変更通知書」が届きます。

 

Q,更新時期取り扱いの例外は

平成23年2月以降、人工透析については更新時期について認定が緩和されています。

改訂前は2~3年の有期認定でしたが、受給者の負担軽減から症状が安定している等、
一定の要件に該当する場合は、有期年数を5年に延長・統一されています。

 

また70歳以上で引き続き人工透析を行っている方には、永久認定するよう取り扱いが
改訂されています。

年金証書が届いたら「次回診断書提出年月」を確認しましょう。